2022年1月7日

仮想通貨

仮想通貨最注目銘柄と避けたい銘柄

ビットコインの19%の下落をはじめ、年末には下降に転じながらも、2021年は世界中の仮想通貨と仮想通貨ファンにとって記念碑的な年となりました。

ビットコインは11月に$67,000を突破し過去最高値を付け、バイナンスやソラナなどのアルトコインの上昇とともに仮想通貨市場は11月9日に市場規模が3兆ドルに達しました。

仮想通貨の上昇は、PayPal、Mastercard、さらには一国家であるエルサルバドルまでが組織・国家として公式決済方法、法定通貨として採用したことで、2021年に非常に重要なレベルに達しました。

2022年の仮想通貨市場にはさらなる上昇要因が見込め、多数の新プロジェクトが立ち上がる中、パフォーマンスが優れており目を離すべきではない上位コイン、そして暗澹と沈み込んでいくであろうコインについて見ていきます。

それでは、2022年以降上昇が見込める上位4コインから紹介します。

  • 1.

    ソラナ(SOL)

ソラナは、現在600億ドルを悠に超す時価総額第5位の仮想通貨です。 ソラナの驚異的な上昇は10,000%にも達し、$1.50から2021年11月には$260にもなりました。

ビットコインやイーサリアムなど他のブロックチェーンと比べ取引処理の速さと手数料の低さが認められているソラナは、その成長余地も注目を集めています。

ソラナは分散型アプリとスマートコントラクトの開発と実装を牽引しており、現在ネットワーク上では400以上のプロジェクトが立ち上がっています。

  • 1.

    アバランチ (AVAX)

アバランチも、高速の取引処理能力を備えたプロジェクトで、スマートコントラクトプラットフォームはイーサリアムネットワークに代わる実用性を持つとされています。

同コインは2021年に3,800%の急上昇を見せ、時価総額上位銘柄の一つとなり、現在250億ドルに達しています。

アバランチの急上昇は2021年第4四半期に見られ、自然災害や公衆衛生における緊急時に連邦政府から地方政府への資金供給を支えるプラットフォーム構築を目指しデロイト・トウシュ・トーマツ リミテッドが同アルトコインの製作者と提携したことに端を発しました。

AVAXコインの信ぴょう性が益々高まる中、2022年の同トークンのパフォーマンスには期待できそうです。

  • 1.

    ポルカドット (DOT)

ポルカドットの主な利用方法は、複数のブロックチェーンをまたぐシームレスな送金となっています。 2021年は$9に始まり、現在$30付近を推移しており、時価総額は260億ドル近くになります。 

DOTトークンは現状ソラナとアバランチのスピードにはかなわないものの、安定性と拡大を続ける開発者コミュニティによりポルカドットは他のブロックチェーンを駆逐することになる可能性もあります。

また、ヨーロッパ最大級の通信会社のドイツテレコムの子会社であるT-Systems MMSは、2021年12月にポルカドットネットワークにバリデータとして参加することを発表し、トークンに巨額の投資を行いました。

  • 1.

    ディセントラランド (MANA)

2022年に盛り上がるであろうメタバースの一つに、最近注目を集め始めたディセントラランドがあります。

ディセントラランドは、3次元バーチャル世界に移行して以来注目を集めたゲームで、ユーザーは事業を行ったり、MANAトークンを用いて土地の売買ができます。

ディセントラランドを早いうちから支えていた参入者にとってはこれまで4,000%のリターンとなり、現在$3付近でトレードされています。

避けたい仮想通貨

仮想通貨がグローバル金融システムの根幹を揺るがす段階となり、また不発・詐欺コインがひしめく中、確立された開発者コミュニティと実世界での実用性を備えたものにのみ着目すべきです。

次に挙げるコインはそうした実績に欠けるため、以降近寄るべきではないと見ています:

  • 1.

    柴犬 (SHIB)

数値だけを見ると、柴犬コインは2021年の上位パフォーマーとなりました。2021年、50,000%の上昇を見せ、年末にかけ投機的なクラッシュが起こりました。

SHIBは2021年10月に記録した史上最高値から60%下落し、上昇の動力源となるのはテスラのイーロン・マスクのツイートだけの状況です。

ミームコインの落ち込みは、それが単なる投機対象であり、現実世界での実用性がないため熱狂的な盛り上がりのみが上昇要因となっていることを表しています。

ボラティリティのある流行と大部分が一部の所有者に集中していることから、柴犬コインは前述の有望コインに比べるとはるかに見劣りします。

2. ドージコイン (DOGE)

名前からして実用的価値がなく、2021年には3月に史上最高値$0.75を付け3,000%の上昇を見せたものの、コインベースの価格では現在$0.16付近でトレードされています。

ドージコインには分散型アプリケーションとスマートコントラクトへの対応がなく、他に比べまた人為的に設けられた希少性も小さくなっています。総供給量は1,300億ドージコインとなっており、毎年50億枚が追加供給されています。

その一方、10人のドージコイン保有者が全ドージコインの循環量の40%以上を保有しており、売り浴びせがあれば簡単に価格を操作できてしまいます。

価値を追い、熱狂は無視するべき

仮想通貨には、見事な効率性、スピード、はるかに安いコストにより、ビジネスのあり方を変え、国境を超えた送金を可能にするポテンシャルがあります。

しかし、投資家が新たに市場に群れをなして参入するにつれますますボラティリティが高まっており、劇的な価格変動により忍耐力のある投資家のみが生き残ります。

実用性がないものなどはことさら、すべてのプロジェクトが注目に値するわけではないことを常に忘れずにいましょう。さらに、有望であると思えるものでも最終的にブロックチェーン上で生まれる新たなコインによりその座を追われることがあることもまた真実です。

 

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